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    「クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環」で世界農業遺産に認定された国東(くにさき)半島に位置する弊社は、自然豊かな恵まれた環境が周囲に多くあります。
    降水量が少ない故に複数(約1200個)のため池を有するくにさき半島は多くの生物が住む自然豊かな良質な森林があります。


    椎茸栽培で使用するクヌギの木は伐採しても約15年で再生されるため、その循環を利用した原木栽培の椎茸生産が古くから行われてきました。

    くにさき半島で多くの生産者が好んで栽培する椎茸は大分県内でも生産量が全体の約2割ほどといわれる栽培が難しい希少な低温品種の椎茸です。低温品種にも複数種類があり、多くが数十年前から栽培される伝統的なものです。
    くにさき半島では約5割の生産者がこの伝統的な低温品種を栽培しています。


    栽培が難しいこの品種にこだわる理由は美味しさです。このような環境の中、作り手が食べて本当に美味しい椎茸をお客様にご提供できるよう努力し続けてまいりたいと思います。

    【こだわり品種の干し椎茸】とは

    弊社は48年間大分県の干し椎茸卸問屋として大分県内の市場から椎茸を仕入れ、販売してまいりました。
    年間数えきれないほどの食味試験を行い辿り着いたのは、干し椎茸は①品種 ②収穫時期 ③乾燥したての鮮度 の3つが美味しさを決めているということです。特に植物で例えると“たね”に当たる品種の違いで旨味や味が大きく異なります。


    数量限定商品の「こだわり品種の干し椎茸300g」は今年の2月から4月に弊社で収穫し乾燥した椎茸です。美味しさをお届けするために、資材の製造、品種の選定、原木の調達、椎茸の収穫と約4年の歳月をかけて考案し、商品化いたしました。(原木栽培の乾しいたけは収穫までに2年半かかるためこのような時間を要しました)

    原木栽培の干し椎茸の品種・旬の収穫・乾燥したてにこだわって製品化しています。